ラウンジのアフターとは?基本的な流れや参加するメリット・デメリットを解説

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「ラウンジのアフターのルールが知りたい!」
「アフターに行くメリットとデメリットは?」
「アフターのトラブルを回避するコツを教えて!」

ラウンジでは営業の一環としてアフターがあり、キャストはお客様との付き合いや信頼関係から、アフターに出かけることもあります。

お店の営業時間後に食事やお酒を飲みに行くアフターは、お客様のリピート率を高めるうえで重要ですが、危険や負担も大きいため出かけるかどうかは慎重に検討しましょう。

今回はラウンジのアフター事情と、アフターに出かける注意点を解説します!

ラウンジのアフターとは?基礎知識を解説

ラウンジのアフターとは、お店の営業後にお客様とキャストがお店の外で過ごすことを指します。

ラウンジのアフターを知るうえでまず押さえておきたいポイントとして、4つをご覧ください。

ラウンジのアフターとは

  • アフターとは退勤後にお客様と出かけること
  • アフターと同伴の違い
  • アフターが求められる理由
  • 基本的には断っても問題はない

アフターの内容やほかの営業方法との違いについて、それぞれご覧ください。

アフターとは退勤後にお客様と出かけること

アフターとは、ラウンジの退勤後にお客様と出かける営業方法です。

ラウンジの営業終了は日付をまたいで深夜帯に差し掛かっているため、出かける先は深夜営業の飲食店やバーが中心です。

アフターは時間が決まっておらず、キャストとお客様だけで過ごすこととなるため、お客様はデート感覚でキャストとの時間を過ごせます。

その魅力から、アフターはお客様から誘われることも多く、キャストはその誘いに応じるか否か、慎重に判断することが求められます。

アフターと同伴の違い

アフターと同伴の大きな違いは、お客様と出かける時間帯です。

アフターと同伴の違い

  • アフター:ラウンジの営業終了後にお客様と出かける
  • 同伴:ラウンジの営業(出勤)時間前にお客様と出かけて、そのままお客様と来店(出勤)する

いずれの営業も、お客様とラウンジ店外で会ってデートをする点は共通しています。

しかし出かける時間は異なり、同伴は夕方〜夜、アフターは営業終了後の深夜帯です。

心身の負担的にも、防犯面から見ても同伴の方が嬉しいかも…

加えて、同伴は一緒に店外で過ごしたお客様を直接お店に連れていき、そのまま指名客として店内で対応できます。

ラウンジのなかには同伴バックが用意されているお店も多く、同伴なら直接収入を増やせます。

そのため、同じ営業でもキャストから提案するなら、アフターではなく同伴を積極的に選びましょう。

アフターが求められる理由

キャストとしてはアフターよりも同伴の方が魅力の多い営業ですが、お客様は逆にアフターを求める方が多い傾向にあります。

アフターの需要が高い理由

  • お酒が入って店内の楽しい時間をさらに延長したいため
  • 同伴は仕事が忙しくて都合がつかない可能性があるため
  • 始発が始まるまで時間が余って暇なため
  • 深夜帯ならホテルに連れて行けるのではと下心を持っているため

一般的に、同伴はLINEなどのメッセージのやりとりで、アフターは店内での接客中に行くか否かが決まります。

シラフの状態が多いメッセージでの交渉よりも、お酒が入ってその場の空気が盛り上がった際の方が、店外デートに興味を持つ方は増えるでしょう。

加えて、時間的な理由で同伴には行けない方もいるほか、下心を持ってアフターを提案する方もいます。

そのため、ラウンジではお客様からアフターに誘われる機会は多いことは、必ず把握しておきましょう。

基本的には断っても問題はない

基本的に、お客様から誘われたアフターは断っても問題ありません。

アフターはキャストにとって負担が大きいだけでなく、肉体関係を迫られるなどのリスクもあり、アフターを断ったことがお店に咎められることはないためです。

ただし、「行きたくありません」とはっきり断れば、お客様の機嫌を損ねて次の来店につながらない恐れもあります。

そこで、誘われたアフターを断りたい際は、やむを得ず行けない事情があることを伝えましょう。

アフターの断り方

  • 「明日は朝から学校の試験があるのですぐに帰って明日に備えないといけないんです」
  • 「門限があって退勤後はすぐに家に帰らないといけないんです」

理由を用意する際は一貫性を持たせて、お客様に納得してもらえるよう謝りながら伝えることがポイントです。

「でも、誘っていただけて嬉しいです♪」と感謝や嬉しい気持ちを伝えればさらに好印象ですよ!

どうしても行きたくないアフターの回避方法は?賢い断り方を詳しく見る

ラウンジでアフターに行くメリット・デメリット

ラウンジキャストがアフターに行くことには、メリットとデメリットの両方が存在します。

アフターのメリット・デメリット

  • メリットはお客様との関係性を深められること
  • デメリットは心身の負担が大きく肉体関係を求められる恐れがあること

キャストがアフターに行くメリットとデメリットを、それぞれ解説します。

メリットはお客様との関係性を深められること

アフターのメリット

  • お客様と信頼関係を築ける
  • 美味しいお酒や食事を楽しめる

アフターに行く大きなメリットはお客様と関係性を深められることです。

アフターはキャストにとって身体的・精神的な負担が大きいため、それに応じることは「信頼関係を築けている」とお客様に行動で示せます。

もちろんお店によっては、夜のお店に慣れておらず「アフターもして当たり前」だと思われる場合もあるため、客層に合わせた対応になるでしょう。

加えて、アフターでの食事代などはお客様が負担する場合が多く、美味しいお酒や食事を楽しめる可能性がある点も魅力です。

お客様と信頼関係を築きつつ、美味しいお酒や食事を楽しめることは、アフターに行く大きなメリットだといえるでしょう。

デメリットは心身の負担が大きく肉体関係を求められる恐れがあること

アフターのデメリット

  • お店の営業後もお客様対応しなければいけない
  • バックや時給は存在しない
  • 肉体関係を求められる恐れがある
  • 解散時間はお客様の采配になってしまうことが多い

アフターはお店の営業終了後もお客様対応しなければいけないだけでなく、バックや時給もありません。

事実上は無休でお客様対応しなければいけないため、心身の負担が大きい営業方法です。

加えて、アフターは同伴のように終わりの時間が決まっておらず、時間を決めなければお客様が満足するまで付き合うことになってしまうでしょう。

時間が決まっていないからこそ、肉体関係を求められる恐れもあるため、アフターはラウンジキャストにとって負担もリスクも大きい営業方法だといえます。

ラウンジのアフターで起こりやすいトラブルと回避するコツ

ラウンジのアフターはトラブルも付きもののため、リスクと回避方法を知っておくことも重要です。

アフターのトラブルを回避するコツ

  • アフターは退勤後1〜2時間程度に留める
  • 必ず人目のある飲食店やバーでお客様と過ごす
  • お酒は飲みすぎないよう杯数や量を決めておく
  • 仲の良いお客様に絞ってアフターに応じる

ラウンジのアフターを安全に過ごすために知っておきたい、トラブル回避のコツ4つについて解説します!

アフターは退勤後1〜2時間程度に留める

アフターは退勤後1〜2時間で留められるように、あらかじめお客様に伝えておきましょう。

  • 「明日は早いので、1時間だけ参加させていただきます♪」
  • 「少し体調が優れないので、1杯だけになってしまいますが…」

お客様から解散の時間を決めて誘ってくれることはほとんどありません。

自分で解散時間を提示しなければ、お客様が満足するまで長時間出かけなければいけない恐れもあるため、自分から解散の時間を提示しておくと安心です。

解散の時間を決めておくことは、ホテルに誘うことを前提にアフターを提案するお客様を回避する点でも大切なため、解散時間を自分から提案しましょう。

必ず人目のある飲食店やバーでお客様と過ごす

アフターでお客様と出かける際は、必ず人目のある飲食店やバーを選びましょう。

飲食店やバーには個室席が設けられていることも少なくありません。

しかし個室は従業員やほかのお客様の目がないことから、お触りや肉体関係の交渉を持ちかけられるリスクが高まります。

黒服や従業員に簡単に助けを求められない店外での食事だからこそ、必ず人目のある場所を選んでアフターに出かけてください。

アフターで個室のお店を提案された場合に備えて、個室ではない近隣のお店をいくつかリサーチしておくこともおすすめです♪

お酒は飲みすぎないよう杯数や量を決めておく

お酒を飲みすぎないよう、杯数や量を決めておくことも徹底しましょう。

お酒の飲み過ぎで酔っ払ってしまうと、お客様に迷惑をかけてしまうほか、ホテルに連れていかれる恐れもあります。

特にアフターではキャストもすでにお酒が入っているほか、体力的にも疲れており、悪酔いのリスクが高まります

飲みすぎでトラブルを招かないよう、杯数や量を決めて食事やお酒を楽しみましょう。

仲の良いお客様に絞ってアフターに応じる

アフターは仲の良いお客様に絞って出かけることも大切です。

アフターは危険やトラブルが付きものです。

ラウンジ店内では紳士的でも、黒服などの監視がないアフターに行くと態度が豹変するお客様も多く、お客様が信頼できる方が慎重に見極めなければいけません。

そのため、アフターは何度も来店してくれている仲の良いお客様だけに絞りましょう。

お店に関係ない食事に誘われるリスクもあり!食事に誘われた際の断り方を伝授

アフターを活用してラウンジの売上に繋げるポイント

アフターを活用してラウンジの売上につなげるには、マナーや対応を徹底することが大切です。

アフターを売上につなげるポイント

  • 解散時はお礼とお見送りを欠かさず行う
  • 笑顔とマナーは忘れずプロとして対応する
  • 心身の負担が大きいときはきちんと断って自分を守る

アフターを売上につなげるポイント3つについて、詳しく解説します。

解散時はお礼とお見送りを欠かさず行う

アフターの解散時は、必ずお客様にお礼をしてお見送りしましょう。

解散時のお礼

  • 「素敵な時間を過ごさせていただきありがとうございます♪」
  • 「お酒、とても美味しかったです!」

アフターはラウンジキャストにとってトラブルやリスクが多く、あまり乗り気でない場合がほとんどです。

ですが、アフターのお誘いはお客様からの好意の結果でもあります。

加えて、お酒や食事を実際にご馳走になっている場合も多いため、必ずお礼は伝えて、帰宅するお客様をお見送りしましょう。

お見送りすることはマナー面ではもちろん、お客様からストーキングされるリスクを防ぐ点でも大切なことのため、必ずお客様の帰宅を見届けてから解散してください。

笑顔とマナーは忘れずプロとして対応する

アフターはお客様と2人きりになりますが、笑顔とマナーは忘れず、店内での接客同様にプロとして対応しましょう。

お客様と食事やお酒を楽しむアフターは、より距離が縮まりやすく会話や雰囲気も砕けた調子になりがちです。

もちろん、より距離を縮めてお客様と信頼関係を築くことは大切です。

しかし敬語が抜けたり姿勢が崩れては、お客様へのマナーに欠けるだけでなく、スキを見せることにもつながりかねません。

「お客様とキャスト」の関係値を崩さないよう距離を保つためにも、店内での接客と同様にプロとしてお客様に対応しましょう。

心身の負担が大きいときはきちんと断って自分を守る

アフターは体力的・精神的に負担の大きい対応のため、負担が大きい場合にはきちんと断りましょう。

アフターはお店の営業時間を超えて接客対応することになるだけでなく、次の日の予定に影響する恐れもあります。

特に翌日朝より予定がある場合は、体力的・スケジュール的に無理が生じる場合もあるでしょう。

そのため、負担が大きいときは明日に響くことを理由にきちんと断って、自分の心身を守ることも大切です。

無理をしてラウンジの仕事が長続きしなければ、元も子もありませんよね…

まとめ:ラウンジではアフターの目的をふまえて楽しく働こう

ラウンジではアフターも営業の一環で、注意してお客様に対応しなければいけません。

アフターに出かけることでお客様との信頼関係を深めて、リピート率を高められますが、トラブルのリスクも存在するため、慎重にお客様を絞って出かけましょう。

アフターも含めて無理なく働けるお店/トラブルの少ないお店を探すなら、ラウンジスチュワードがおすすめです。

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