【会員制ラウンジ】アフターの賢い断り方!どうしても行きたくないアフターを回避するコツを伝授
「会員制ラウンジってアフターが多いの?」
「アフターをどうしても断りたい…」
「上手なアフターの断り方が知りたい!」
会員制ラウンジにアフターは付きもので、お客さんに誘われれば基本的には参加する必要があります。
しかし、アフターの具体的な内容や過ごし方がわからない方は多いのではないでしょうか?
また、アフターにどうしても行きたくない・行けないときはどう断るべきかも、知っておきたいポイントです。
今回はラウンジでのアフター事情をキャスト視点から解説します!
Contents
会員制ラウンジのアフター事情とは
会員制ラウンジをはじめ夜のお店と切っては切り離せないのが「アフター」です。
アフターとはお店の終業後にお客さんとお店の外に出掛けることを指します。
基本的には会員制ラウンジの終業後、深夜帯に出掛けることになるため、内容は食事が中心ですね。
ただし、アフターの特徴や流れは業種により異なり、会員制ラウンジでのアフターにも傾向があります。
ラウンジのアフター事情
- お客さんに誘われれば基本的には参加
- アフターに誘う目的は口説きや飲み足りないなどさまざま
- アフターは原則的に強制参加ではない
まずは会員制ラウンジのアフター事情について、キャスト視点から解説します!
お客さんに誘われれば基本的には参加
会員制ラウンジは社会的地位の高いお客さんが多数来店し、お店ではホスピタリティを非常に大切にしています。
そのためアフターもお客さんから誘われた場合は、基本的には参加することが推奨されています。
アフターの内容は以下の通りです。
アフターの代表例
- 飲食店に食事をしに出掛ける
- バーやラウンジに飲みに行く
- カラオケやダーツをしに遊びに行く
アフターは基本的にお客さんと1対1で、深夜帯でも営業しているお店に遊びに行くことが多いです。
アフターに誘う目的は口説きや飲み足りないなどさまざま
お客さんがアフターに誘う目的はさまざまです。
アフターに誘う目的
- 好みのラウンジ嬢と仲良くなりたいから
- 好みのラウンジ嬢を口説きたいから
- お酒を飲み足りないから
- 始発の電車が始まるまで時間を潰したいから
ラウンジ嬢本人に興味を持っている場合のほか、お酒を飲みたい方や始発まで待ちたい方もいます。
特にラウンジ店はラウンジ嬢とお客さんがワイワイ楽しくお酒を飲める雰囲気のお店が多いため、お酒を飲みたい目的で誘われることが多いです。
アフターは原則的に強制参加ではない
基本的にラウンジは参加が推奨されていますが、強制参加ではありません。
次の日は予定があって物理的に行けない場合や体調が悪いときなど、参加が難しい場合は断ることも選択肢の1つです。
どうしても行けない場合はお客さんに謝罪と行けない理由を伝えて、ラウンジ嬢として無理なく働きましょう。
ラウンジ嬢がアフターに行くメリットとは
「アフターって面倒くさそう…」そう感じている方もいるのではないでしょうか?
アフターはお店の営業後、深夜帯にお客さんと出掛けることになります。
そのため体力的・精神的に疲労が蓄積してしまうほか、店内で接客するときのようにお給料も発生しないため、敬遠してしまう女性もいるでしょう。
たしかにアフターにはデメリットもありますが、ラウンジ嬢がアフターに出かけることには、以下のメリットがあります。
アフターに行くメリット
- お客さんと仲良くなって再来店の確率を上げられる
- お客さんへの感謝の気持ちを行動で示せる
- タクシー代やお小遣いをいただける可能性がある
アフターは直接的な収入や指名ではなく、お客さんの定着率を高めるうえでメリットが大きいです。
ラウンジ嬢がアフターに行くメリット3つについてご覧ください!
お客さんと仲良くなって再来店の確率を上げられる
お客さん視点から見ると、アフターに参加してくれる女性は「深夜帯にお店の外でも会ってくれる特別な女性」です。
店外で時間を気にせずじっくりと会話できるので、次の指名や来店につながる可能性が高い営業方法だといえるでしょう。
お客さんと仲良くなって会話が盛り上がるようになれば「また話したい」と思ってもらえるようになり、再来店の可能性が高まります。
お客さんへの感謝の気持ちを行動で示せる
いつも指名やボトル注文などで自分の売上に貢献してくれているお客さんに感謝の気持ちを示せることも、アフターのメリットです。
自分の売上や収入に貢献してくれているお客さんに感謝の気持ちを行動(アフター参加)で示せば、お客さんとの関係性をより良い形で構築できるでしょう。
もちろんラウンジなどのナイトワークでは「お店でお金を使ったのだから(アフターに行くなど)見返りがあって当然」の考えは成り立ちません。
あくまでも店内での接客に対する評価として売上が生じることがナイトワークの鉄則ですが、仲の良いお客さんに感謝を示す方法としてアフターは選択肢の1つになりえます。
お世話になっているお客さんに感謝を伝えたいときは、言葉で伝えるほかアフターに出かけるのも良いでしょう。
タクシー代やお小遣いをいただける可能性がある
会員制ラウンジには金銭的に余裕のあるお客さんが多く来店するため、アフターに参加するとお小遣いをいただけたり、普段は行けない高級店に招いてもらえることも醍醐味の1つです。
会員制の飲食店やバーをはじめ高級店で食事やお酒を楽しめるため、普段はできない体験を楽しめるでしょう。
加えて、アフターは誘われたラウンジ嬢側の負担や不安が大きいことは、お客さんのなかにも理解がある方も多いです。
そのため、帰宅時にタクシー代として多めにお金をいただける場合がある点も魅力です。
もちろん「アフターに行くのだからタクシー代(お小遣い)をもらえて当然」という考え方は危険ですが、金銭的なメリットが生じる可能性があることも、アフターのメリットだといえます。
ラウンジ嬢がアフターに行くまでの流れ
アフターに行く流れ
- 自分指名のお客さんを店内で接客する
- お客さんからアフターに誘われる
- スケジュールを確認してOKする
- アフターに出かける
- 頃合いを見て解散してお客さんを見送る
- 帰宅する
アフターはお客さんから誘われる場合が多く、店内で誘われてOKした場合は、閉店後にお客さんと合流してアフターに出かけることとなります。
もちろん1日につきアフターに行けるお客さんは1組だけのため、事前に誘われている場合は予定が被らないようにOKまたはNGを伝えましょう。
アフターは深夜帯にバーや飲食店に出かけるだけの場合がほとんどのため、1〜2時間程度で解散になることが少なくありません。
次の日の自分の体力を確保するためにも、なるべく短い時間で解散してお客さんを見送りましょう。
お客さんを労う意味でも、ストーカーされないためにも、お客さんを見送ってから帰宅することが大切です!
ラウンジ嬢がアフターに参加する注意点
ラウンジ嬢がアフターに参加することには注意点もあります。
アフターの注意点
- お酒を勧められても飲みすぎないようにする
- アフターに行くのは仲の良いお客さんに絞る
- 解散時間を決めて長居はしないようにする
- 密室などお客さんと2人きりになる場所は避ける
ラウンジ嬢としてアフターに出かける注意点4つを、詳しく解説します。
お酒を勧められても飲みすぎないようにする
お客さんにお酒を勧められても、飲みすぎないように注意しましょう。
アフターは深夜帯に出かけるため、バーや居酒屋などお酒を提供するお店に行くことが少なくありません。
自分が働くラウンジ店内であれば黒服など自分を守ってくれるスタッフがいますが、万が一アフターで酔い潰れてしまえば、お客さんに介抱させてしまうことになります。
お客さんの中にはお酒を飲ませてラウンジ嬢をホテルに連れ込む方もいるため、飲み過ぎは厳禁です。
自分の身を守るためにも、お酒は自分のキャパシティを把握したうえで「1杯だけ」など杯数を決めて飲みましょう。
アフターに行くのは仲の良いお客さんに絞る
アフターに行くお客さんは、仲の良い方だけに絞りましょう。
ラウンジに来店するお客さんのなかには、初来店・初対面のお客さんに突然アフターに誘われる場合もあります。
もちろん接客中に仲良くなって双方合意のうえでアフターに出かけるなら、初対面でも検討の余地はあるでしょう。
しかし、お客さんのなかには「アフターは肉体関係の暗喩」「アフターもサービスの一環(誘えば応じてくれることが当たり前)」だと思い込んで、ホテルに連れ込もうと考えて誘う方もいます。
そうしたお客さんを避けるためにも、初対面のお客さんとのアフターはきちんと断ることが大切です。
解散時間を決めて長居はしないようにする
実際にアフターに出かける際は、解散時間を決めて長居はしないようにしましょう。
アフターに対する考え方は人それぞれで、お客さんごとに考えている解散時間も人により異なります。
「1〜2時間お酒を飲んだら解散」「始発が動きだしたら解散」のほか「自分が満足したら解散」と考えている方もいるでしょう。
そのため、お客さんの考える解散時間にすべて従う必要はありません。
ラウンジ嬢側にも次の日の生活や予定があるため、すぐに帰りたい場合は「1時間だけ」「1杯だけ」など解散時間を決めておくことがおすすめです。
密室などお客さんと2人きりになる場所は避ける
アフターに出かける際は、密室などお客さんと2人きりになる場所は避けましょう。
アフターは深夜帯に出かけるため、お客さんのなかにはホテルに連れ込もうとしたり、口説くつもりで誘う方もいます。
特に2人きりで誰にも会話や行動を監視されていない環境では言動がエスカレートしがちなため、2人きりの場所に行かないことも重要です。
そこで気をつけたいことが、個室の飲食店やホテルには絶対に入らないことです。
密室で2人きりにならないために避けるべき場所
- 個室の飲食店やバー
- お客さんと一緒のタクシーや自家用車
個室の飲食店や車は第三者が関与しない場所でもあるため、口説いたり肉体関係を強いるために連れ込まれるリスクもあります。
危険な目に遭わないようにするためにも、密室に2人きりになるリスクのある場所には絶対に行かないようにしましょう。
個室の飲食店に連れ込まれないよう、ラウンジ店の近くで深夜営業かつ個室ではない飲食店を把握しておくこともおすすめです!
行きたくないアフターを上手に断る方法
アフターはお客さんへの感謝を伝えるため、基本的に参加を前向きに検討することが大切ですが、どうしても行きたくない場合は断ることも大切です。
アフターを上手に断る方法
- もう少し親しくなってから行きましょう♪
- 明日は朝から学校に行かなきゃいけないので…
- 家が厳しいのですぐに帰らないといけないんです
- すみません、外では会えないんです
どうしても行きたくないアフターの断り方を、4つの理由付けから紹介します!
もう少し親しくなってから行きましょう♪
アフターはお店の外で2人きりで過ごすもの。
女性が深夜に男性と2人で過ごすことにリスクを感じるのは当然ですよね。
そのため親しくないお客様や出会って日の浅いお客様から誘われたアフターを断ることは、会員制ラウンジではよくあることです。
「外で2人きりで会うのは不安」「まだお客様のことをほとんど知らない」などの場合は、正直に「もう少し親しくなってから」と断りましょう。
明日は朝から学校に行かなきゃいけないので…
「明日は忙しいから早く帰って寝たい…」と感じている場合は、正直に明日朝から予定があることを伝えて断るのも良いでしょう。
学生であることを伝えている場合は朝から学校があることを、Wワークしている方なら朝から大事な仕事があることを申し訳なさそうに伝えるのがポイントです。
伝える際のポイントは、身バレしないよう内容についてぼかすこと。
明日の予定について詳しく話せば話すほど、通っている学校や昼間の勤め先がバレやすくなるので、注意しながら理由を伝えてください!
家が厳しいのですぐに帰らないといけないんです
実家暮らしの女性なら、門限を理由に断るのも選択肢の1つです。
家族から大切にされるあまり、社会的に自立していたとしても門限が厳しく決められている女性は多いです。
会員制ラウンジに訪れるお客さんは年齢層が高い方も多く「親からの言いつけを破れ」とまで言う方はほとんどいません。
門限や家族からの言いつけは確かめようがない部分でもあるため、バレにくい断り方としてもおすすめです!
すみません、外では会えないんです
「どんな場合もアフターには絶対に行きたくない!」と考えている場合は、はっきりと「外では会えない」ことを伝えましょう。
「仲良くなってから」「今日は予定があるので…」では、お客さんに「次誘えば行ってくれるかも」と期待を持たせることになってしまいます。
だからこそ、正直にアフターには行けないことを伝えて、アフターに誘われない女性を目指すことがポイントです。
もちろん「アフターに来てくれない」ことは、接客において不利にはたらく可能性はあります。
そのためお店での時間だけで十分に満足してもらえるよう、店内での接客・おもてなしに全力で向き合いましょう♪
アフターNGなWワークラウンジ嬢の働き方は?Wワークラウンジ嬢の1日
お客さんの機嫌を損ねないアフターの断り方のコツ
アフターを断るときは、断る理由や言葉遣いはもちろん、断り方についても意識するべきことがあります。
アフターを雑に断ってしまうと「お店に来てやっているのに!」とお客さんの怒りを買ったり、次回以降は指名してくれない可能性もあるでしょう。
ラウンジでアフターを断るコツ
- 申し訳ない気持ちや態度を全面に押し出す
- 断る理由に一貫性を持たせる
- アフターの代わりに同伴を提案する
以下ではお客さんの機嫌を損ねないために知っておきたい、アフターを断るコツを伝授します!
申し訳ない気持ちや態度を全面に押し出す
自分にとっては参加できない・行きたくないものであっても、アフターはお客さんに「もっとあなたと一緒にいたい」と思ってもらえた結果のものです。
あなたに興味を持っている・気に入っている証拠でもあるので、お客さんの期待に沿えないことに対する申し訳ない気持ちを全面に押し出して断りましょう。
「すみません、誘っていただいたのはとても嬉しいのですが…」とまずは感謝の気持ちを伝えたうえで断ることがポイントです。
店内で誘われたときに断るだけでなく、終業後のお客さんへのお礼メールでもあらためてアフターに行けなかったことを謝れば、さらに丁寧な印象を持たせられます!
断る理由に一貫性を持たせる
アフターを断る際、関係を悪化させないために欠かせないことが「そんな理由があるなら仕方がないね」とお客さんに思っていただくことです。
しかしアフターを断るたびに「明日は学校があるので…」「門限があるので…」と理由をコロコロ変えれば、お客さんに「行きたくないから適当に嘘をついているのかも」と思われてしまいます。
だからこそ、アフターを断る理由には一貫性を持たせましょう。
特に断る理由が「学校があるから」「仕事があるから」と矛盾する内容であれば、すぐに嘘だとバレてしまいます。
どのような場合でもアフターに参加したくない方は「門限があるので」「誰ともアフターは行かないので」と、一貫して貫き通せる理由を選ぶことが大切です。
アフターの代わりに同伴を提案する
アフターに行けない場合は、代わりに同伴を提案することがおすすめです。
会員制ラウンジにおける同伴にはさまざまなメリットがあり、同伴すればお店からバックが支給されたり、業績面でプラスの評価をもらえる可能性もあります。
そのため同伴が可能な場合は、同伴を提案してみてください。
もちろんお客さんによっては、ライフスタイルや仕事の関係から同伴はできない場合があるかもしれません。
それでも「店外で会うこと自体に抵抗はない(お客さんを悪くは思っていない)」ことは伝えられます。
「アフターはNGでも同伴ならスケジュール的にもOK」と考えている方は、ぜひアフターを断ることと合わせて同伴を積極的に誘ってみてください!
アフターを上手に断ってさらなる売上アップに繋げよう♪
アフターは今後の売上やお客さんとの関係向上に良い影響を期待できる定番の営業方法です。
会員制ラウンジの場合は原則的に強制参加ではありませんが、お客さんから誘われたアフターには参加することが推奨されているので、真剣に検討したうえで行くかどうかを判断しましょう。
ただし、関係の浅いお客さんと軽い気持ちでアフターに出掛けると、危険な目に遭うリスクもあるためときには断る勇気も必要です。
無理してアフターに参加して心や体を壊さないためにも、上手に断って長く会員制ラウンジで活躍しましょう。
アフターは断り方に気を使うことはもちろん、紳士的でキャストの事情にも理解のあるお客さんが多く来店するお店を選ぶことも大切です。
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