同伴以外の食事の上手な断り方をナイトワーク経験者が解説!スマートに断るコツと注意点を伝授
「お客さんからの同伴以外の食事の誘いがしつこい!」
「お客さんとの食事を断って関係が悪化しないか心配…」
「仕事のルールは守りつつ自分の時間も大切にしたい!」
キャバクラやラウンジなどのナイトワークでは「お店関係なく外で会いたい」など、同伴以外の食事のお誘いを受けることが少なくありません。
しかし、同伴以外の食事に出かけることにメリットは少ないため、基本的には関係を崩さないよう穏便に断りましょう。
今回はナイトワークでお客さんから同伴以外の食事に誘われた際の断り方について、詳しく解説します!
Contents
ナイトワークでは同伴以外の食事の誘いは断るべき理由
キャバクラやラウンジなどのナイトワークでは、お客さんから同伴以外の食事に誘われることが多いです。
しかし、基本的には同伴やアフターなど、お店の営業と関係がない食事は断るべきです。
同伴以外の食事は断るべき理由
- 職場のルールや方針を守る必要があるため
- プライベートと仕事をきちんと線引きするため
- 下心を持って食事に誘うお客さんもいるため
- お客さんに誤解を与えないようにするため
同伴以外の食事を断るべき理由について、詳しく解説します!
職場のルールや方針を守る必要があるため
多くのキャバクラやラウンジでは、同伴・アフターではない食事や店外デートは禁止している場合が多いです。
そのため、お店のルールや方針をきちんと守って接客するためにも、同伴以外の食事はきちんと断りましょう。
どうして同伴以外の食事はお店でも禁止されているの?
同伴以外の食事が増えれば、お客さんがお店に来店する理由がなくなってしまうためです。
同伴やアフターはあくまでも営業の一環であり、特に同伴はお客さんを直接お店に引っ張って来れるため、売上に直結します。
しかし、同伴以外の食事は売上に直結しない一方で、お客さんは好みのキャストと会話やお酒を楽しめてしまいます。
お客さんにきちんと来店してもらうためにも、同伴以外の食事は断ることが基本です。
同伴は行くべき?断ってはダメ?どうしても行きたくないアフターの回避方法はこちら
プライベートと仕事をきちんと線引きするため
同伴以外の食事を断ることは、キャストがプライベートと仕事の線引きをするうえでも大切です。
同伴以外の食事(店外デート)には、当然給料が発生しません。
「営業のため」と同伴以外のデートに出かけても次の来店につながる保証はないだけでなく、無給で接待することになり心身ともに疲弊してしまうでしょう。
一度同伴以外の食事を許してしまえば、お客さんからの要求はエスカレートして店外デートの頻度は増えてしまいます。
ナイトワークにおいてまず大切にしなければいけない時間は、出勤中の店内での接客です。
自分のプライベートを守り店内での接客のクオリティを上げるためにも、同伴以外の食事は断りましょう。
下心を持って食事に誘うお客さんもいるため
同伴以外の食事に誘うお客さんのなかには下心を持って誘う方もいるため、出かけることはリスクも伴います。
同伴以外の食事に誘うお客さんの心理
- もっと長い時間を好みのキャストと過ごしたい
- お触りを注意する黒服がいない場所で過ごしたい(お触りしたい)
- あわよくばそのままホテルに行きたい
店外での時間の大きな特徴は、お触りなど問題行為を自分の代わりに注意してくれる人がいないことです。
そのため、同伴以外の食事に誘うお客さんのなかには「お触りしたい」「ホテルに誘いたい」と考えて誘う方が少なくありません。
同伴やアフターなら黒服などお店のスタッフに助けを求められますが、同伴以外のデートまでは対応してもらえない場合がほとんどです。
これにより、店外デートでは下心のあるお客さんへの対応も自分でやらなければならず、トラブルに巻き込まれる恐れもあります。
お客さんに誤解を与えないようにするため
同伴以外の食事に応じると、お客さんに好意を勘違いされる可能性もあります。
同伴以外の食事(外出)は、キャストが無給で出かけなければいけない点はお客さんも知っていることです。
それでも応じてしまうと、「自分に気がある」「押せば付き合えるかも」と勘違いしてしまう方もいます。
この勘違いから店外デートに頻繁に誘われることとなったり、ホテルに誘われたりすることにもつながるでしょう。
ナイトワークでは、あくまでも「お客さんとキャスト」の関係を貫くことが大切です。
お客さんと適切な距離を保つためにも、同伴以外の食事はきちんと断りましょう。
同伴以外の食事のスマートな断り方
断ることが大切なことはわかったけど、お客さんを不機嫌にさせないよう断るのは難しそう…
たしかにお客さんからのお誘いを断れば、不機嫌になって来店率や売上が減ってしまう恐れもあるため、断り方には工夫が必要です。
そのため同伴以外の食事を断る際は、以下のような理由で断ることがポイントです。
同伴以外の食事の断り方
- お店で同伴以外の外出は禁止されていることを伝える
- 休日はスケジュールが埋まっていることを伝える
- 過去に怖いトラブルがあって行けないことを伝える
同伴以外の食事を断る際は、お店のルールなどお客さんに非がない理由を伝えることが、穏便に断るポイントです。
同伴以外の食事の断り方として、3つの方法を伝授します!
お店で同伴以外の外出は禁止されていることを伝える
- 「すみません、お店で同伴以外でお客さんと会うのは禁止されているんです」
- 「同伴以外の店外デートがバレると罰金があるんです」
お店で同伴以外のデートが禁止されているのであれば、ルールを理由に断りましょう。
お店のルールであれば断ることにお客さん・キャストともに非がなく、穏便にその場を切り抜けられます。
「お店には内緒にするから」「みんな黙って行ってるよ」と言われても、きちんと断って安全に働ける環境を整えることが大切です。
お店のルールを平気で破ろうとするお客さんは、関係を切ってしまうのも選択肢の1つです…!
休日はスケジュールが埋まっていることを伝える
- 「お店に出勤していない日は学校(本業)で埋まっているんです」
- 「休日は試験勉強に専念しているので出かけられないんです」
休日の予定が埋まっていて同伴以外の食事に出かけられないことを伝えるのも良いでしょう。
学生であれば学校の授業や試験勉強、昼職との兼業であれば仕事や資格勉強をしていることを伝える方法が挙げられます。
本業としてキャバクラで働いている場合は、実家暮らしで家族と過ごさなければいけないことを伝えるのも良いですね♪
ポイントは「休日の予定が常に埋まっていること」を伝えられる理由を用意しておくことです。
直近の予定が埋まっているだけでは「じゃあ次の休みは?」と何度も誘われて、その度に断らなければいけなくなるため、長期的に埋まってしまう理由を伝えましょう。
過去に怖いトラブルがあって行けないことを伝える
- 「過去にこのお店で店外デートに出かけた子が犯罪に巻き込まれそうになったことがあるんです」
- 「以前店外デートをOKしたらお客さんに家まで付いて来られそうになって、怖いのでそれ以降断ってるんです」
過去に店外デートでトラブルや被害に遭ったことを伝えて断ることも選択肢の1つです。
自分の不安はもちろん、お店や友達のトラブルを理由に断るのも良いでしょう。
トラブルの内容は架空で問題ありませんが、調べられて嘘だとバレないような理由を用意しておくことがポイントです。
もちろん本当にあったトラブルがあれば、その内容を個人情報を伏せて伝えるのもおすすめです!
不安や恐怖感があって断っているだけであって、お客さん個人に非はないことを伝えてお誘いを断りましょう。
同伴以外の食事のお誘いを断った後のフォロー方法
同伴以外の食事のお誘いを断ると、お客さんの機嫌を損ねる恐れがあるため、きちんとフォローすることも欠かせません。
同伴以外の食事を断った後のフォロー
- 誘ってもらった感謝の気持ちを言葉で伝える
- 同伴やお店での時間で楽しんでもらえるよう接客する
- ほかのお客さんにも公平な対応を取ることを心がける
同伴以外の食事を断った際のフォローのポイント3つについて、詳しく解説します!
誘ってもらった感謝の気持ちを言葉で伝える
同伴以外の食事に応じることにメリットはありませんが、それでもお客さんから誘われた際はきちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
お客さんは「キャストともっと一緒に過ごしたい」と好意を持って食事に誘っています。
その好意に対する感謝を言葉で伝えることは、お客さんへのフォローにおいて欠かせないことです。
「同伴以外のお食事にはいけませんが、誘ってもらえたことは嬉しいです♪」と好意への感謝や喜びを伝えて、険悪な空気にさせないよう対応しましょう。
同伴やお店での時間で楽しんでもらえるよう接客する
同伴や店内での接客におけるクオリティを上げることも、フォローにおいて大切です。
接客に力を入れるべき理由
- お客さんの物足りない気持ちを満たすため
- 「同伴以外の食事に出かけられなくても一緒にいたい」と思ってもらうため
- お店での売上や指名本数を増やすため
- 高級店で働ける実績や実力を身につけるため
同伴以外の食事に誘うということは、お客さんは「もっと一緒に過ごしたい」「店内や同伴だけでは物足りない」と感じている可能性が高いです。
そこで、同伴や店内接客の満足感を高めることで、お客さんのリピート率を高めることが重要です。
また、接客レベルを上げることはお店での売上や実績、実力を付けるうえでも欠かせません。
自分の給料を上げたり、顧客を増やしてさらに働きやすい環境を手に入れるためにも、接客技術を上げましょう。
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ほかのお客さんにも公平な対応を取ることを心がける
同伴以外の食事を断る際は、ほかのお客さんにも公平な対応を取ることを徹底しましょう。
基本的に、相手がだれであっても同伴やアフターとは関係のない個人的な食事に出かけてはいけません。
しかし、お客さんへの高感度の違いなどから一部のお客さんにだけ店外デートを許していれば、それがバレた際にトラブルに発展する恐れがあります。
トラブル例
- 「客を贔屓している」と悪評が口コミで広がる恐れがある
- 「自分とも食事に行ってほしい」としつこく誘われる恐れがある
- 店外デートに応じたお客さんに「好意がある」と勘違いされる恐れがある
内緒の店外デートだったとしても、お客さんの自慢したい気持ちや目撃情報、同僚キャストのリークなどにより簡単にバレてしまいます。
バレればSNSや掲示板で悪評が立つほか、同伴以外の食事を断った人・応じた人両方とトラブルに発展する恐れがあります。
そのため、同伴以外の食事はどのお客さんであっても公平に断ることが大切です。
同伴以外の食事は断ってお客さんとの関係を守りながら働こう
同伴以外の食事は、どのような場合でも断りましょう。
お客さんはキャストに下心を持っていたり、なるべくお店でお金を使いたくないと考えて誘っている場合が多いです。
そのため、トラブルに発展するリスクを避けるためにも、同伴以外の食事を断ることはナイトワークにおいて徹底しなければいけないことです。
同伴以外の食事のお誘いがしつこくて疲れた…
同伴以外の食事の誘いはお客さんにフォローを入れながら断ることが大切ですが、お店によって誘われる頻度は異なります。
「お誘いがしつこい」「ほかの子は食事をOKしていて断りづらい」という場合は、お店を変えるのも選択肢の1つです。
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