同伴を嫌がるお客さんは誘わなくてOK?お客さんの心理と正しい対処法を解説
「同伴を嫌がるお客さんにはどう接すれば良いの?」
「お客さんを上手に同伴に誘う方法が知りたい!」
同伴はラウンジやキャバクラでは積極的に行いたい営業方法ですが、同伴を嫌がるお客さんも少なくありません。
同伴を嫌がるお客さんは無理に誘う必要がなく、同伴をOKしてくれるお客さんを探すことも大切なため、お客さん選びからこだわりましょう。
今回は同伴を嫌がるお客さんの心理や対処法について解説します!
Contents
同伴を嫌がるお客さんの心理
同伴を嫌がるお客さんの心理として、以下が挙げられます。
同伴を嫌がる心理
- 女性キャストに利用されている感覚が嫌
- 金銭的に同伴に行く余裕がない
- お店の営業時間前はスケジュールが合わない
営業である同伴を敬遠する気持ちがあるほか、単純に金銭的・スケジュール的に難しくて嫌がっている場合もあります。
同伴を嫌がるお客さんの心理3つについて、それぞれご覧ください!
女性キャストに利用されている感覚が嫌
「利用されている感」がイヤで同伴を嫌がるお客さんは多いです。
同伴はナイトワークでは定番の営業方法で、夜のお店で遊んだ経験のあるお客さんも営業の一環であることを知っている傾向にあります。
そのため、同伴に誘うため「ご飯に行きませんか?」と誘っても、「どうせ営業でしょ」「利用されている感じが嫌」と敬遠される場合があります。
女性側から同伴に誘われる(行動を強制される)ことを嫌がったり、営業であり好意を持って誘われているわけではない点に良い感情がなく、嫌がる方が多いです。
金銭的に同伴に行く余裕がない
金銭的に同伴に行く余裕がなくて嫌がるお客さんもいます。
同伴は基本的にお客さん側が同伴デート中の食事代や交通費を出します。
さらに、同伴デート後はそのまま来店してキャストを指名して店内で過ごすことが基本の流れです。
つまり、お客さんは店外デートでの2人分の費用と、お店での料金の両方を支払う必要があり、決して安い出費ではありません。
特に低価格層のキャバクラやガールズバーとなると、予算面が苦しくなるお客さんの割合は増えるでしょう。
お店の営業時間前はスケジュールが合わない
同伴に行きたい気持ちはあっても、仕事などの都合から営業時間前に店外で過ごすことが難しくて嫌がるお客さんもいます。
特に高級クラブや会員制ラウンジなどの高級店は、平日のみの営業であるところが多いです。
対してお客さんも平日5日勤務の方が多く、仕事が終わってからお店に遊びに行くケースが大半です。
つまり、お客さんのなかには仕事が終わってからお店の開店時間までの間に、店外デートに行く時間的な余裕がない方もいます。
同伴を嫌がるお客さんは無理に誘う必要はない理由
同伴を嫌がるお客さんの心理は紹介したもの以外にもさまざまありますが、嫌がるお客さんを無理に誘う必要はありません。
同伴を嫌がる客を誘う必要はない理由
- 嫌がるお客さんと過ごすことでお互いにストレスが貯まるため
- お客さんに過剰な見返りを求められる可能性があるため
- ドタキャンされる可能性があるため
- 同伴でお金を使わせてしまいお店での売上に響く恐れがあるため
嫌がるお客さんを同伴に誘うことに成功したとしても、嫌な外出に付き合わせることになってしまいます。
それにより、同伴に誘うとお客さんとの関係にヒビが入る恐れもあるため、無理に誘うことは避けましょう。
同伴を嫌がるお客さんを無理に誘うべきではない理由について、さらに詳しく解説します。
嫌がるお客さんと過ごすことでお互いにストレスが貯まるため
嫌がるお客さんを無理に誘えば、お客さんは渋々外でキャストと過ごすこととなります。
嫌そうなお客さんと2人きりで過ごすこととなるため、お互いにストレスを溜めてしまうでしょう。
もちろん「行ってみれば案外楽しかった」と思ってもらえる可能性もありますが、あくまでも「想像以上の楽しさ」を提供できることが前提です。
その場の空気が悪くなったり、今後の店内での接客にも支障を来す可能性もあるため、同伴を嫌がるお客さんを無理に誘うことは避けましょう。
お客さんに過剰な見返りを求められる可能性があるため
同伴に無理に誘えば、お客さんに「同伴に行ってあげた」「売上に貢献してあげた」という心理を持たせてしまいます。
ナイトワークにおいて、お客さんに「〇〇してあげた」と考えさせてしまう営業方法は非常に危険で、過剰な見返りを求められる結果にもつながりかねません。
同伴をOKした見返りに性的関係やお店とは関係のないデートに誘われて、断れば逆上される事例も多いです。
もちろん過剰な見返りに応じる必要はありませんが、トラブルを招き指名客を失う結果になりかねないため、注意が必要です。
ドタキャンされる可能性があるため
同伴を無理に誘うと、嫌がっていたお客さんはドタキャンする可能性もあります。
同伴を嫌がっていたにもかかわらず誘った場合、お客さんは決して同伴に乗り気ではありません。
誘ったときはその場の空気があって断りづらかったり、お酒が入って気が大きくなってOKしたものの、実際に同伴の日が近付けば行きたい気持ちがなくなる場合もあるでしょう。
これにより、同伴を予定していたにもかかわらずドタキャンされる恐れがあります。
同伴のドタキャン、ナイトワークではかなりのあるあるなんですよね…
同伴はお店に事前に伝える必要もあり、お店から見ると来店予約でもあります。
来店予約が直前でキャンセルになれば、迷惑がかかったりキャストの業績ダウンが課される恐れもあるため、同伴に無理に誘うことは非常にリスクの高いことだといえます。
同伴でお金を使わせてしまいお店での売上に響く恐れがあるため
金銭的な余裕のないお客さんの場合、同伴でお金を使わせてしまってお店の売上に響く恐れもあります。
同伴デートでの会計はお客さん持ちである場合が多いため、お店での料金だけでなくデート代の出費も増えます。
これにより、お客さんがその日に使える予算を同伴デートが圧迫してしまい、お店での売上に影響する点に注意が必要です。
特にキャバクラやクラブは、お店での売上が時給やバックに大きく影響します。
無理に誘うことで売上目標を達成するハードルを上げてしまう恐れがあるため、同伴を嫌がるお客さんを無理に誘わないことは大切です。
同伴を成功させるキャバ嬢やラウンジ嬢の営業テクニック
もちろん同伴は大切な営業方法の1つで、キャスト側から持ちかけることも有効です。
同伴を成功させる営業テクニック
- まずはお店での接客でお客さんと仲良くなる
- 同伴を断られたらほかのお客さんに目を向ける
- 同伴へのお誘いが成功したら笑顔で丁寧にお礼を伝える
同伴を成功させるためのポイントは、同伴に積極的なお客さんと嫌がるお客さんを見極めて対応することです。
同伴に積極的なお客さんを選んで誘うことで、成功率は格段に上がるでしょう。
同伴を成功させるためのポイントについて、詳しくご覧ください。
まずはお店での接客でお客さんと仲良くなる
同伴に誘うため、まずはお店でお客さんと仲良くなりましょう。
同伴は黒服の目がない店外でお客さんと2人きりになるため、誰にでも誘うのではなく信頼の置けるお客さんのみを誘う必要があります。
信頼の置けるお客さんであるか確かめるためには、まずは店内の接客でお客さんに対応して見極めることが重要です。
同伴に誘えるお客さんの見極め方
- 自分を本指名で複数回通ってくれるお客さん
- 自分と食の好みや趣味、会話の好みが合うお客さん
- ナイトワークの営業や遊び方を把握しているお客さん
- セクハラや下ネタ発現の少ないお客さん
自分を指名してくれるお客さんのほか、好みが合う方や夜のお店での遊び方を把握しているお客さんを選ぶことがポイントです。
もちろんすべてに当てはまるお客さんだけを探すことは非常に難しいですが、可能な限り条件に沿ったお客さんを選んで、同伴トラブルを避けましょう。
ナイトワークで働くなら知っておきたい売れる会話テクニックを徹底解説!
同伴を断られたらほかのお客さんに目を向ける
同伴に誘っても、断られたり嫌がられる可能性は十分にあります。
そのため、もし同伴に断られたらそれ以上は深追いせず、ほかのお客さんを誘うことを検討しましょう。
同伴を無理に誘うことにはリスクが多く、ドタキャンやお客さんとのトラブルにもつながりかねません。
そのため、同伴を断られた際はすぐに引き下がって、店内での接客で楽しんでもらえるよう対応しましょう。
このとき、同伴を断られても笑顔でいることがポイントです。
「わかりました♪ 〇〇さんの気が向いたときは誘ってください!」と笑顔で伝えて、その場の空気を壊さないよう次の話題に移ってください。
同伴へのお誘いが成功したら笑顔で丁寧にお礼を伝える
同伴へのお誘いが成功すれば、笑顔でお礼を伝えましょう。
同伴はキャストにとってメリットが多く、店外で美味しい食事をいただけるだけでなく、お店での評価も高まります。
そのため、同伴に応じてくれるお客さんと出会えたら、丁寧にお礼を伝えて同伴や店内対応でお客さんを精一杯おもてなししましょう。
ポイントは、何度目の同伴でもきちんとお礼を伝えることです。
同伴に積極的で定期的に応じてくれるお客さんとの同伴は、徐々に「同伴に行けることは当たり前」「おごってもらえるのは当たり前」と考えてしまいがちです。
貴重なお客さんを逃さないためにも、お客さんへの感謝や丁寧な対応は徹底して、長期的な関係を築いてください。
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同伴の成功率を上げるなら相性の良いお店選びも重要
同伴は嫌がるお客さんもいるため、無理に誘う必要はありません。
同伴に積極的なお客さんを選んで誘うことで、トラブルのない同伴出勤を目指しましょう。
ポイントは、同伴に応じてくれる余裕のあるお客さんや夜のお店のルールに理解のあるお客さんが多く来店する高級店を選んで働くことです。
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