ドリンクバックの相場を業種別に解説!効率的な稼ぎ方とバックの管理方法とは


「ドリンクバックの相場ってどれくらい?」
「お店ごとのバックの違いや仕組みが知りたい!」
「ドリンクバックで効率よく稼ぐコツを教えて!」
ナイトワークではドリンクバックもキャストにとって重要な収入源の1つです。
ドリンクバックの相場は1杯200〜1,000円前後と幅広く、キャバクラ・ラウンジ・ガールズバーなど店舗により変動します。
そこで本記事では、ナイトワークに挑戦するなら知っておきたい、ドリンクバックの相場と稼ぎ方について解説します!
Contents
ドリンクバックの相場は?基本的な仕組みと業種別の価格設定を解説
ドリンクバックとは、お客様がキャストが飲むためのドリンクを注文した際に発生するバック(インセンティブ)です。
ドリンクバックとは
- ドリンクバックとはキャストドリンクの注文数や売上に応じたボーナス
- ドリンクバックの種類と計算方法
- 業種別のドリンクバックの相場:キャバクラ・ラウンジ・ガールズバー
まずは、ドリンクバックの基本的な仕組みと相場について、詳しくご覧ください!
ドリンクバックとはキャストドリンクの注文数や売上に応じたボーナス
ドリンクバックとは、お客様がキャストのために注文したキャストドリンクに対して支払われるバック(インセンティブ)を指します。
基本的にはドリンク1杯ごとにバックの金額が設定されており、注文が入った杯数や売上に応じてキャストの収入に上乗せされる仕組みです。
ドリンクバックとは
- 注文が入るごとにバックが発生
- ドリンクの価格によってバックは変動
- 業態や店舗によりバックの価格設定は変動
ドリンクのメニュー表示価格に連動して、バックも変動します。
つまり「ドリンクの注文杯数が多い」「高額なドリンク注文が多い」ほど、ドリンクバックで稼げる価格も比例して増えていくでしょう。
なお、ドリンクバックは本指名客のみ換算される場合もあるため、働く際はドリンクバックが発生する条件もよく確認しておくことが大切です。
ドリンクバックの種類と計算方法
ドリンクバックの計算方法には複数の種類があり、お店ごとに設定ルールが異なります。
まずは、代表的なドリンクバックの計算方法についてご覧ください。
ドリンクバックの計算方法一例
- 固定金額方式
→1杯ごとにバックが決まっており、杯数に比例してバックが付く - 売上割合方式
→ドリンクの売上金額をもとに、一定割合がバックとして付く(10〜30%前後) - 段階しきボーナス方式
→累計の注文杯数によりバックの金額設定が増えていく(例:5杯まで○円/6杯以降○円)
人によってどの方式が稼ぎやすいかは異なり、杯数で変動するか/1杯あたりの単価が高額かを確認することが大切です。
自分がどれだけお酒を飲めるかもふまえて、より効率的に稼げるバックシステムを導入しているお店を選びましょう。
業種別のドリンクバックの相場:キャバクラ・ラウンジ・ガールズバー
ドリンクバックの相場は、業種により異なります。
ナイトワークで代表的な3業態のドリンクバック相場をご覧ください。
ドリンクバックの相場
- キャバクラ:1杯100〜1,000円前後
→低価格帯 100〜300円/中価格帯 300〜500円/高価格帯 500〜1,000円 - ラウンジ:1杯100〜500円前後
→一般店 100〜300円/会員制店 200〜500円 - ガールズバー:小計10〜30%
→一般店 10〜20%/高還元率店 20〜30%
店舗の客単価や運営方針によって、ドリンクバックの相場も変動します。
ナイトワークでは多くのお店にバックが存在しますが、どの項目でバックが稼ぎやすくなっているかもお店によって変わるでしょう。
そのため、お店ごとのシステムも確認のうえ、ドリンクバックで効率よく稼ぐことがポイントです。
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ドリンクバックのほかにもある水商売のバックの種類
ドリンクバック以外にも、水商売ではさまざまなバックが用意されています。
代表的なバックの種類
- 本指名バック・場内指名バック
- 同伴バック
- フードバック
- ボトルバック・シャンパンバック
ドリンクバック以外にも用意されているバックの種類について、それぞれ紹介します。
本指名バック・場内指名バック
本指名や場内指名に伴い発生する指名バックは、ナイトワークで働く女性がまず増やしていきたいバックの種類です。
指名バックとは
- 本指名バック:お客様が来店と同時に指名した際に発生するバック
→相場:1本500〜5,000円/小計10〜20% - 場内指名バック:お客様が店内接客を受けてから指名した際に発生するバック
→相場:1本100〜2,000円
指名は本数に比例してバックが発生するほか、月々の指名本数が翌月以降の時給に反映されるお店も多いです。
指名が増えれば増えるほど、バックで稼げるだけでなく時給アップも狙えるため、指名本数を増やすことはナイトワークで活躍するならまず意識すべきことだといえます。
同伴バック
同伴バックはお客様と店外で待ち合わせして、お店に出勤すると同時に自分の指名客を連れてきた際に発生するバックです。
同伴バックとは
- お客様との店外デート・同伴出勤に際して発生する
バック相場:1本2,000〜5,000円/小計20〜30%
同伴はお客様と待ち合わせして、出勤前に食事や買い物などに出かける場合も多いです。
つまり、数時間にわたって店外でお客様と2人で過ごす場合が多いため、バックが多く用意されている傾向にあります。
フードバック
フードバックとは、店内で提供するフードメニューの売上に応じて支払われるバックです。
フードバックとは
- 店内提供のフードの売上に応じて発生するバック
相場:小計5〜20%
基本的には小計に応じて一定割合で発生する場合が多く、お店によりバックの配分は異なります。
なお、店舗によってはデリバリーサービスのみでフード提供に対応している場合もあり、フードバックが存在しない場合もあります。
フードとドリンクで個別のバックを設けるのではなく、お客様の支払い総額から一定割合がバックとして支給される小計バックを導入する店舗もあり、システムはさまざまです。
ボトルバック・シャンパンバック
ワインボトルやシャンパンボトルのオーダーが入った際は、さらに高還元率なバックが用意されています。
ボトル/シャンパンバックとは
- ワインボトルやシャンパンの提供価格に応じて発生するバック
相場:小計20〜40%
特にキャバクラやラウンジでは、高額なボトルやシャンパンのメニューが用意されています。
高額であるからこそ売上も稼ぎやすく、誕生日などの記念日に高額ボトルやシャンパンが出る場合も多いでしょう。
売上が大きいことから、小計20〜40%と大幅に稼げることがボトルバックの魅力です。
一般的なラウンジ店でも、シャンパンは1本5万円以上が相場で、なかには数十万円にのぼるものもあり、1本でも入ればバックで大幅に稼げるでしょう。
相場が高額であるからこそ、ナイトワークではドリンクはもちろんボトルのオーダーを狙うことも大切です。
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ドリンクバックを増やすコツとテクニック
ドリンクバックは店頭価格で1杯1,000円前後と、ナイトワークでは初心者でも比較的注文を獲得しやすいメニューです。
しかし、ただ待っているだけではドリンク注文は増えません。
ナイトワーク初心者の場合、ドリンク注文から少しずつ売上を稼いでいけるよう接客テクニックを磨いていきましょう。
ドリンクバックを稼ぐコツ
- お客様と乾杯したいことを伝える
- 聞き役を意識してお客様の話をとことん聞く
- お客様を褒めて肯定するリアクションを意識する
- ドリンクの注文が入ったら必ずお礼を伝える
- 注文が入ったドリンクは必ず伝票などで記録しておく
初心者から実践できる、ドリンクバックを増やす具体的なテクニックを紹介します。
お客様と乾杯したいことを伝える
ドリンクのオーダーをもらう定番テクニックとして、お客様に「一緒に乾杯させてください!」と伝えることが挙げられます。
乾杯するためには、キャストの手元にもドリンクがなければいけません。
そのため、「ドリンク注文して欲しいです!」と伝えるよりもマイルドに、自然な流れでドリンク注文をおねだりできるでしょう。
乾杯したいことを伝える定番セリフ
- 「今夜は〇〇さんと楽しく飲みたいです♪」
- 「〇〇さんと乾杯したいので、1杯ご一緒しても良いですか?」
- 「昇進おめでとうございます!お祝いに乾杯させてください!」
会話が盛り上がってきたタイミングのほか、会話の流れでお客様におめでたいことがあったことがわかった際におねだりすることがポイントです。
お客様にも楽しい気分でキャストドリンクをオーダー・乾杯してもらうことで、以降の接客もスムーズに進められて、指名や2杯目のドリンクにつなげやすくなるでしょう。
聞き役を意識してお客様の話をとことん聞く
ナイトワークでは会話を盛り上げるスキルが稼ぎやすさに直結し、話すだけでなく聞き上手になってお客様の話を盛り上げることが重要です。
お客様は自分の話を丁寧に聞いてくれる相手に好感を持つ傾向にあり「楽しい時間を過ごせた」と強く印象付けられます。
この印象が次の指名につながる可能性もあるため、聞き上手な接客スタイルを目指しましょう。
聞き上手になるポイント
- 相槌を打つ
→「すごいですね!」「おもしろい!」と肯定的なリアクションとともに話の続きを促す - 質問をする
「特に〇〇さんのおすすめはどれですか?」「最初に行くならどこが良いですか?」などお客様の話を広げるように質問する - 興味があることを態度で示す
→話に着いていっていることを示すためお客様の目を見て話を聞いたり、話の要点を言葉に出して反復する
お客様が気持ちよく話せる環境を作ることで「この子にもっと話をしたい」と感じてもらえます。
これがドリンクの注文や延長、指名につながる可能性もあるため、お客様が楽しく過ごせる環境づくりからドリンク注文につなげましょう。
お客様を褒めて肯定するリアクションを意識する
お客様に気分良く店内で過ごしてもらうため、お客様を褒めてポジティブなリアクションを示すことも大切です。
特に「褒める」「肯定する」リアクションは場の雰囲気を良くするうえでまず取り入れたいテクニックです。
お客様を褒める定番シリーズ
- 「〇〇さんってすごく話しやすくて楽しいです!」
- 「その考え方素敵ですね♪」
- 「〇〇さんがいらっしゃると、すごくお店の雰囲気が明るくなるんですよ」
お客様の話や雰囲気を言葉に出して褒めると、さらに会話が弾みやすくなります。
お客様の自尊心を高める言葉で気分良くお酒を飲んでもらい、その流れで乾杯したい旨を伝えれば、さらに注文が入りやすくなるでしょう。
ドリンクの注文が入ったら必ずお礼を伝える
ドリンクの注文が入った際は、必ずお礼を伝えましょう。
キャストドリンクはキャストが飲む専用のドリンクであり、お客様はドリンクのために出費が必要ですが、お客様本人が注文したドリンクを飲めるわけではありません。
あくまでも席に付いたキャストのために注文するドリンクのため、何杯注文をいただいたとしても言葉でお礼を伝えることが大切です。
お礼の伝え方
- 「〇〇さんと乾杯できて嬉しいです!いただきます!」
- 「美味しいお酒をごちそうしてもらえて嬉しいです!」
お礼とともに嬉しい気持ちを伝えることで、お客様に「注文して良かった」と思ってもらいましょう。
お礼を伝えるポイントは、笑顔でお客様の目を見て伝えることで、より関係性を深めやすくなります。
注文が入ったドリンクは必ず伝票などで記録しておく
ドリンク注文が入った際は、ドリンクの内容や杯数を伝票などで記録しておきましょう。
ドリンクバックをもらうためには、お店側に自分のために注文が入ったドリンクの内容を把握してもらう必要があります。
基本的にはオーダーをもとにお店側もキャストごとに売上を管理していますが、キャストの人数が多ければ多いほど、忙しいお店であればあるほど、管理ミスの可能性も高まります。
このとき、自分では自分の正しいオーダー内容を把握できていたとしても、それを指摘するだけで証拠がなければ対応してもらえない恐れもあるでしょう。
しかし、実際の伝票や領収書などの記録があれば、それが正しいオーダーの証拠となります。
ドリンクや指名・売上内容の正しい記録を自分で管理するためにも、伝票などを写真で撮って記録しておくことがおすすめです。
まとめ:ナイトワーク初心者ならドリンクバックから増やそう
ナイトワーク初心者からベテランまで、ドリンクバックは大切な収入源の1つです。
ドリンクの杯数や売上に比例してバックは増えますが、待っているだけでは注文は増えないため、営業方法に工夫しながら収入を増やしましょう。
もちろんナイトワークはお店やお客様の相性によって稼ぎやすさが変わります。
そのため、ナイトワークで活躍する際はドリンクバックの相場や金額を確認のうえ、自分が稼ぎやすい待遇設定のお店を選びましょう。
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