キャバクラで起こりやすいトラブルとは?上手な対処方法とお客さん対応のコツを解説

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「キャバクラでトラブルが起きる原因が知りたい!」
「トラブルが発生した際の具体的な対処法は?」
「トラブルを未然に防ぐポイントを教えて!」

キャバクラをはじめナイトワークではトラブルも付きものです。

そのため、トラブルに巻き込まれる不安からキャバクラに挑戦できなかったり、働き方に不安を覚えている方もいるのではないでしょうか。

今回は、キャバクラでありがちなトラブルと、トラブルへの対処法や予防方法について解説します!

人が集まるキャバクラではトラブルにも注意が必要

キャバクラは多くの人が集まり、大きなお金が動く場所でもあることから、トラブルも付きものです。

特に対人トラブルが起きるリスクが高く、大きく分けると以下のパターンでトラブルが発生する可能性があります。

キャバクラで発生しうるトラブル例

  • キャバクラのキャスト同士のトラブル
  • キャストと経営陣(店長や黒服)とのトラブル
  • キャストとお客さんとのトラブル
  • キャストとお客さんの親族や恋人とのトラブル

さまざまなパターンでトラブルが起きうるからこそ、その可能性を把握して、万が一のトラブルに備えましょう。

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キャバクラでキャストとお客さんの間で起こりうるトラブルと対処法

キャバクラでキャストとお客さんの間で起こりうるトラブルとして、以下が挙げられます。

キャバクラで起こりうるトラブル例

  • お客さんからのお触りやセクハラ・モラハラ
  • お客さんのストーカー化やガチ恋化
  • お客さんの妻やパートナーからの苦情
  • 返金や請求料金に関するトラブル

キャバクラで巻き込まれがちなお客さんとのトラブル例として、代表的な4つを紹介します。

お客さんからのお触りやセクハラ・モラハラ

キャバクラで代表的なトラブルとして、お客さんからのセクハラやモラハラが挙げられます。

具体的なトラブル例

  • お客さんから無断で体を触られる
  • 同伴やアフターで体を触られる
  • 担当したお客さんから説教される

キャバクラではお客さんがキャストに下心を抱くケースが多く、セクハラは非常に多いトラブルの1つです。

店内で接客中に触られるほか、黒服の監視がない同伴やアフターを狙って触られる場合もあるでしょう。

「胸大きいね」とか、言葉でセクハラを受けることも多いですよね…

加えて、お客さんのなかにはキャバクラに遊びに来ているにもかかわらず、ナイトワークで活躍する女性に偏見を抱いている方も少なくありません。

お酒も入ってしまうことから、お客さんからモラハラされたり、なぜか説教されてしまうことも多いため、お客さんから不快な言動を受けるリスクは必ず知っておきましょう。

トラブルへの主な対処法

  • お客さんの手を握って固定してしまうことで物理的なセクハラを防ぐ
  • 聞き役に徹して自分への意見ではなくお客さん自身の話に意識を向けさせる
  • セクハラやモラハラが止まらないお客さんは関係を断つ

お客さんのストーカー化やガチ恋化

キャストとお客さんの間で起こりうるトラブルとして、ストーカー化やガチ恋化も挙げられます。

具体的なトラブル例

  • お客さんがキャストの退勤を出待ちする
  • アフターの解散後にお客さんにストーカーされる
  • お客さんにガチ恋されて告白やプロポーズをされる

特にキャバクラで働くキャストであるあなた本人に悪意を持っておらず、本気で好意や恋愛感情を抱いている場合にありがちです。

出待ちやストーカー化などの問題行為に悩まされる場合もあれば、お客さんに本気で好意を抱かれて口説かれる例もあります。

「出会いの場」として夜のお店を利用する人も多いので、ガチ恋客への対処は多くのキャストが悩みがちです。

加えて、キャバクラ接客ではお客さんを本気で惚れさせる色恋営業が効果的なため、色恋営業を本気にしてしまうお客さんも出てきてしまうでしょう。

そのことから、ガチ恋客への対処が上手くいかなければ、トラブルにつながる恐れがあることも把握しておかなければいけません。

トラブルへの主な対処法

  • あくまでも「お客さんとキャスト」の関係性を崩さない
  • 友だち営業など友だちや仕事の同僚の関係性を目指す
  • 高級店を選んで夜のお店で遊び慣れた方を大切にする

お客さんの妻やパートナーからの苦情

お客さんや同僚とのトラブルだけでなく、直接的にお店とのつながりのないお客さんの家族やパートナーとのトラブルが発生する恐れもあります。

自分のパートナーがキャバクラにハマって担当キャストにお金を注ぎ込むことに、良い気がする方はいません。

そのため、お客さんへの営業が上手くいっていたとしても、それが以下のような疑念からトラブルを招く恐れもあります。

  • 「キャバ嬢が自分のパートナーを誘惑したのでは」
  • 「キャバ嬢に騙されてパートナーは高額なお金を使っているのでは」
  • 「キャバクラに通うことは浮気(不倫)だ」

もちろんなかには、憶測や妄想が混じる考えもあるでしょう。

しかし、その疑念からお客さんのパートナーがお店に乗り込んで来たり、連絡先を通じてキャストを攻撃することもあります。

過去には不倫とみなされて慰謝料請求に発展したケースも…

そのため、キャバクラで働く際はお客さんにパートナーがいるかどうかも必ず把握しておきたいポイントです。

トラブルへの主な対処法

  • あくまでも「お客さんとキャスト」の関係を崩さない
  • お客さんの予算を超える料金や来店頻度を求めない
  • パートナーの有無は必ず確認しておく

返金や請求料金に関するトラブル

キャバクラでは大きなお金が動くため、お客さんから返金を求められるトラブルも存在します。

お金に関するトラブル

  • お客さんに「今まで使ったお金を返せ」と責められる
  • 請求金額が「想定とは違う」と支払いを渋られる

お客さんとの関係性が悪化したり、ガチ恋化したお客さんと距離を取った際に、口説くつもりで使ったお金の返金を求められることは、特に大衆店でありがちです。

返金は夜のお店で遊び慣れていないお客さんにありがちなトラブルですよね…

特に初来店や来店機会が少ないお客さんの場合は、キャバクラの料金システムそのものへの理解がなく、支払いを拒否されるトラブルも起こりえます。

そのため、お客さんには料金を必ず把握したうえで利用してもらうことはもちろん、黒服と連携して対応することも大切です。

トラブルへの主な対処法

  • お客さんにキャバクラの料金システムを周知して利用してもらう
  • 黒服と協力して支払いを渋るお客さんに対応する

キャバクラで同僚キャストや経営スタッフとの間で起こりうるトラブルと対処法

キャバクラではさまざまなトラブルが起きうるため、トラブルのパターンと対処法について知っておくことが大切です。

キャバクラで起こりうるトラブルと対処法

  • 指名替えや売上争いによるいじめ・嫌がらせ
  • 店内キャスト間の派閥争い
  • 悪質店での給料の搾取や過剰なノルマ設定
  • 色恋管理によるスタッフとのトラブル

キャバクラで同僚キャストやスタッフと起こりうるトラブルとその対処法について、詳しく解説します!

指名替えや売上争いによるいじめ・嫌がらせ

キャバクラでありがちなトラブルの代表例が、指名替えや売上争いによるキャスト同士の衝突です。

キャバクラはキャストそれぞれの売上や指名本数が、個人の給料に直結します。

そのため、以下の行為はどのお店でもタブーとされています。

  • 他のキャストの指名客に営業をかけて自分のお客さんにしてしまう(指名替え)
  • 他のキャストの指名客のヘルプ接客で入った際に高額なボトルやドリンクをおねだりする

そのため、タブー行為をしないことは大前提です。

しかし、ときにはタブー行為をしていなくても以下のようなトラブルが発生する恐れもあります。

  • 直接接客していないものの店内やSNSでお客さんに一目惚れされて指名替えされた
  • 売上で勝っていることから他のキャストから反感や嫉妬の対象となってしまう

ときには自分の意図しないところで反感を買ってトラブルに発展してしまう場合もあるでしょう。

そのため、同僚キャストとの関係性には細心の注意を払わなければいけません。

トラブルへの主な対処法

  • タブー行為である他キャストの指名客への営業はしない
  • 他キャストとは積極的にコミュニケーションを取って良好な関係性を目指す
  • いじめや嫌がらせを受けたらやり返さず証拠を記録して経営スタッフに報告する

店内キャスト間の派閥争い

お店によってはキャスト間で派閥が生まれており、キャスト間の雰囲気が悪かったり、どこかの派閥に入らなければ自分が嫌がらせの対象になってしまう恐れもあります。

キャバクラでは個人の売上が給料に直結しますが、接客では他のキャストと連携することも欠かせないため、派閥ができていることは働きづらさにもつながってしまうでしょう。

雰囲気が良いお店では、派閥ができないよう黒服が管理していることも多いですよ♪

つまり、派閥争いが激しいお店は、黒服や経営スタッフが店内の雰囲気に配慮していない・立場が弱く対処できないお店である可能性もあるため、注意が必要です。

派閥争いが激しいお店に入店してしまった場合は、派閥争いに加担しないことはもちろんお店を変えることも選択肢の1つです。

トラブルへの主な対処法

  • 派閥争いに加担/特定のキャストにいじめや嫌がらせはしない
  • 店内の人間関係や雰囲気に配慮された他店に移る

悪質店での給料の搾取や過剰なノルマ設定

キャスト間のトラブルだけでなく、キャストと悪質な経営スタッフ間でトラブルも存在します。

悪質店でのトラブル例

  • 厚生費や税金として給料から多額が天引きされる
  • 現金手渡しでスタッフにより給料がピンハネされる
  • 到底達成できないノルマを課され達成できなければ罰金が発生する

悪質店ではキャストからも給料を搾取しているケースが多く、その手口も巧妙でキャストだけでは対処できないことも少なくありません。

悪質店で働くことは、稼げないだけでなく心身ともに疲弊してしまいます。

そのため、お店選びにこだわって悪質店を選ばないようにすることはもちろん、悪質店であることに気付いたらすぐにお店を移りましょう。

トラブルへの主な対処法

  • 悪質店に気付いたらすぐにお店を移る
  • 辞めさせてもらえなかった際は法的措置や退職代行の利用を検討する

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色恋管理によるスタッフとのトラブル

担当黒服による色恋管理が原因で黒服とトラブルに発展するケースもあります。

キャバクラでは黒服がキャストそれぞれの担当に付き、キャスト個人の売上や働き方を管理・サポートしています。

そのなかで色恋管理とは、黒服がキャストに恋愛感情を抱かせることで、お店を辞めづらくしたり仕事へのモチベーションを高めさせる管理方法です。

最近では減りつつありますけど、まだまだ色恋管理を採用している夜職関係者は多いですね…

しかし、色恋管理は男女の関係になるからこそ関係が破たんするケースが少なくありません。

加えて、お店によっては1人の黒服が複数人のキャストを担当し、それぞれに色恋管理しているケースもあります。

その結果、1人の黒服に複数のキャストが恋愛感情を抱いてキャスト間のトラブルが発生する可能性もあり、注意が必要です。

実力のある黒服であればあるほど色恋管理が巧みな場合もあるため、担当黒服との関係には注意しましょう。

トラブルへの主な対処法

  • 担当黒服とは一定の距離を取る
  • 黒服に口説かれても応じない
  • 黒服からの仕事に関するアドバイスはきちんと聞く

キャバクラでのトラブルを未然に防ぐためのポイント

キャバクラで働くなら、トラブルへの対処法を身に付けておくことはもちろん、トラブルそのものを予防することも大切です。

  • お客さんや同僚とは普段から積極的にコミュニケーションを取る
  • お店から渡された契約書や接客ルールはきちんと確認する
  • 疑問や違和感を覚えたら早めに報告・行動する

キャバクラでのトラブルの予防法について解説します!

お客さんや同僚とは普段から積極的にコミュニケーションを取る

お客さんや同僚とは、普段から積極的にコミュニケーションを取りましょう。

キャバクラでトラブルが起きる原因として、人間関係がこじれてしまうことが挙げられます。

仲が良く頻繁にコミュニケーションを取る間柄であったり、自分の仕事や働き方に理解のある方が相手であれば、トラブルにつながりうる出来事が起きたとしても、話し合いができる可能性はあります。

しかし「お互いのことをよく知らない」「話すきっかけもない」という間柄では、小さなトラブルが大きな誤解を生んでしまう可能性もあるでしょう。

仲が良くなければ、小さな行動や他人から見た結果1つが本人の印象に直結します。

トラブルを防ぐためにも、お客さんや同僚とは積極的に仲良くなって、万が一のトラブルに備えましょう。

お店から渡された契約書や接客ルールはきちんと確認する

黒服や経営スタッフとのトラブルを避けるためにも、渡された契約書や接客ルールは必ず読み込みましょう。

キャバクラを問わず、あらゆる仕事やお店では、採用された際に雇用契約書や接客マニュアルが渡され、その注意書きを守って働くことが求められます。

特にナイトワークでは、渡された契約書や接客ルールを守らないことで以下のトラブルを生む恐れがあります。

  • キャバ嬢に不利で不当な契約を結ばされていることに気付けない
  • 知らずにルールを無視した接客をしてしまい、従業員の反感を買ってしまう

キャバ嬢に不利な契約を結ばされてしまったり、ルールを無視した接客をしてしまうなど、リスクはさまざまです。

契約書や接客ルールを守らないことが、自分を不利な状況に置く原因になりかねないため、働く際は渡された書類を必ず確認しましょう。

疑問や違和感を覚えたら早めに報告・行動する

お客さんやほかのキャストの言動に疑問や違和感を覚えたら、早めに担当黒服や経営スタッフに報告・行動しましょう。

ナイトワークにおいて疑問を抱くべき言動として、以下が挙げられます。

  • お客さん:自分にだけ異様に距離が近い・お触りが多い
  • お客さん:プライベートを詮索する質問や会話が多い
  • キャスト:自分にだけ言葉数が少ない・冷たい
  • キャスト:私物や個人ロッカーを探るような言動が多い

「他のキャスト(お客さん)とは明らかに態度が違う」と感じた場合には、注意が必要です。

ただし憶測だけで糾弾しては、かえって相手に反感を持たれるほか、証拠がなく知らないフリをされてしまえば何も言えません。

そのため、「悪意を持って攻撃されるかも」「言動に違和感がある」と疑問を感じたら、担当黒服などにその言動を報告だけして、反撃はしないことが大切です。

黒服や経営スタッフに伝えておけば、スタッフから注意喚起してもらえたり、適切な対処法を教えてもらえる場合もあるため、まずは報告から始めましょう。

まとめ:キャバクラではトラブルを防いで安全に働こう

キャバクラをはじめナイトワークではトラブルも付きもので、安全に働くにはリスクや対処法について知っておくことが大切です。

お客さんとのトラブルはもちろん、同僚キャストや黒服・経営スタッフとトラブルが生じる恐れもあります。

あらゆるシーンでトラブルのリスクを知ったうえで、深刻な問題につながらないよう立ち回らないよう行動することが、キャバクラで成功する秘訣の1つです。

キャバクラで働く際はトラブルを招かないよう立ち回ることはもちろん、トラブルのリスクが少ないお店を選んで働きましょう。

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