会員制ラウンジ嬢に確定申告は必須なの?副業の場合や確定申告のポイントを解説


「会員制ラウンジで働いたら確定申告は必要?」
「確定申告にはメリットがあるって本当?」
「副業やWワークは確定申告でバレる?」
このような疑問・お悩みにお答えします!
Contents
会員制ラウンジ嬢に確定申告は必要なのか
会員制ラウンジではお店によって納税に関するシステムが異なります。
そのためお店によっては確定申告が必要ない場合もあれば、必要な場合もあることは知っておかなければいけません。

もし確定申告が必要なのにしていなかったらどうなるの…?
基本的には、確定申告していなかった分に対する納税とともに、追加で追徴課税を支払うことになります!
「確定申告していなかったら即逮捕」とはなりませんが、正しく確定申告をするよりも高額な税金を納めることになるでしょう。
正しく確定申告をして税金を納めることが、一番の節税になるので、会員制ラウンジ嬢も正しい税金・確定申告の知識を付けておくことが大切です。
確定申告の必要性や納税のポイントは、自分がどのような形態で働いているかによって変わります。
以下からは、会員制ラウンジでの確定申告の必要性やポイントを、働き方別に解説します♪
【本業の場合】専業の会員制ラウンジ嬢の確定申告事情
本業として会員制ラウンジで働いており、ほかに働き先が無い場合は、お店側で代わりに税金を支払ってもらう方法が一般的です。
まずは本業・専業で会員制ラウンジ嬢として働いている場合の確定申告事情についてご覧ください♪
雇用契約が結ばれていれば必要ない
他のお店や勤め先がなく、雇用契約を結んでいるお店であれば、基本的に確定申告の必要がありません。
雇用契約を結んでいる場合、源泉徴収として月々のお給料のうち税金として納めなければいけない分はお店を通じて支払われています。
さらに12月には年末調整がされ、支払った税額が正しいかどうか計算し直してもらえるため、税金や確定申告に関して考えることは減るでしょう。
ただし、雇用契約が結ばれていたとしても、以下の場合は確定申告が必要な場合があるため注意が必要です。
雇用契約があっても確定申告が必要な場合
- 年の途中で退職したため年末調整がされていない
- 年間の給与が2,000万円を超えている
- ふるさと納税をはじめ、所得控除を受けられるものを利用している
以上の場合は確定申告が必要なため、状況に応じて確定申告を行いましょう。
源泉徴収がない場合は年間48万円以上の利益で申告が必要
会員制ラウンジでは源泉徴収や年末調整が行われていないお店も少なくありません。
これはWワークを推奨しており別に勤め先がある女性も多いことが理由の1つです。
この場合、本業・副業に関わらず、年間48万円以上の利益があれば申告の対象となります。
「利益」とは給料そのものの総額ではなく、給与や報酬から経費を差し引いたお金です。
つまり、年間50万円の給与を稼いだものの、出勤時の交通費や接客に使う衣装代で3万円使っていれば、利益は47万円となり、確定申告の必要はなくなります。
しかし会員制ラウンジは高収入を期待できるからこそ、年間48万円以上を超えることはそう難しくはありません。
そのため源泉徴収がされていないお店であれば、高確率で確定申告が必要だといえるでしょう。
自分で確定申告すれば税金が還付される場合もある

それでも確定申告って面倒くさそう…
たしかにそう思う方もいるかもしれませんが、確定申告は面倒な部分だけではありません。
確定申告すれば、申告額に応じて還付金が支払われ、申告額に応じて払い過ぎた税金が返ってくる場合があるのです♪
会員制ラウンジでの接客の場合、お店から支払われるお給料に応じて一定割合の源泉徴収がされているでしょう。
しかしお店で働くにあたって、多くの会員制ラウンジ嬢は接客用の衣装や出勤・同伴に掛かる交通費、お客様と連絡を取り合うためのスマホ代を自費で支払っています。
この経費を含めた収入を確定申告すれば、経費を差し引いた分の税金が安くなり、源泉徴収されたお金の一部が返ってくる場合があるのです。
もちろん還付されるかどうかは、その年の収入額や経費の金額によって変動します。
しかし基本的には確定申告をした方が、税金の過払いリスクを減らせるのは間違いないでしょう。
【副業の場合】Wワーク会員制ラウンジ嬢の確定申告事情
昼間は別の勤め先で働いており、夜だけ会員制ラウンジで働いている場合、会員制ラウンジでの仕事は副業に当たるため、専業とはまた違った分類で税務処理しなくてはいけません。
以下では、副業・Wワークとして会員制ラウンジで働いている場合の確定申告についてご覧ください。
年間所得が20万円を超えたら確定申告が必要
副業の場合、年間所得が20万円を超えれば確定申告が必要です。
「1回体験入店をしただけ」などの場合は必要ありませんが、継続的に出勤するのであれば、すぐに年間20万円を超えてしまうでしょう。
これは会員制ラウンジで源泉徴収されている場合も同様です。
そのため副業の場合は、確定申告は基本的に行わなければいけないものであると覚えておきましょう。
住民税の徴収額から副業がバレる可能性がある
副業の場合、正しく税金や収入について申告することはもちろん、本業にバレるリスクも知っておきたいポイントです。
確定申告すれば、本人の収入額が本業・副業含めすべて把握され、事前に申請しなければ翌年の住民税が本業の勤め先でまとめて徴収される可能性があります…!
つまり、本業の勤め先に副業を含めた税金の徴収が届き、税額の多さから本業の勤め先に副業をしていること、そして副業でどれくらい稼いでいるかがバレてしまうのです。
その結果、本業の勤め先が副業NGな場合はもちろん、収入額から本業の勤め先で嫌な噂が流れてしまう可能性も…。
副業していることがなるべくバレないようにするためには、確定申告で副業による住民税の支払いを自分で行えるよう申請することが重要です。
Wワークラウンジ嬢ってそもそもいるの?ある副業ラウンジ嬢の1日を紹介
会員制ラウンジ嬢が確定申告を行うポイント
会員制ラウンジ嬢になるなら、必要に応じて確定申告を行いましょう。
ですが、確定申告と聞くとハードルが高く感じる方が多いのではないでしょうか?
ここでは、会員制ラウンジ嬢が確定申告を行うポイントについて3つご紹介します♪
仕事に掛かった経費の領収書を大切に保管する
確定申告をする人は、受け取った給与明細はもちろん仕事に掛かった経費についても大切に保管しておきましょう。
たとえば、交通費や衣装の購入代は、領収書を保管し正しい金額を把握できるようにしておくことが大切です。
とくに経費に関する領収書やレシートは、税務監査が入ったときにも確認の対象となり、万が一の際にも役立ちます。
会計ソフトを活用する
「確定申告は書類作りが複雑そう…」と不安を覚える方も多いかもしれません。
しかし、確定申告の書類作りは会計ソフトを活用すれば簡単に解決できます♪
大手会計ソフトのなかには、給与明細や領収書を連動するスマホアプリから撮るだけで、自動で確定申告に必要な書類を作成してくれるものも。
作成した書類はそのまま税務署に提出できるものもあるので、知識がなくても簡単に確定申告を済ませられますよ。
副業の場合は住民税の支払い方法を指定する
副業の場合、気をつけたいのが住民税の支払い方法です。
確定申告では1年間の収入を申告するほか、住民税の納付方法についても選択する項目が存在します。
基本的に、住民税は本業の勤め先(主な収入先としている勤め先)にまとめて徴収され、この徴収額によって本業の勤め先に副業がバレる可能性があります。
しかし確定申告において、住民税の支払い方法を「自分で支払う」ように選択すれば、副業分の住民税は自宅に送付され、自分で支払うことが可能になるのです♪
ただし近年では正確な住民税徴収を目指すため、自分で支払うよう申告していても、税務署の判断で本業の勤め先での支払いに切り替えられる場合も。
そのため確実ではありませんが、選択しなければ必ず副業の住民税も本業の勤め先に徴収されるため、忘れず申告しましょう。
会員制ラウンジで働くなら確定申告して税金とも上手に付き合っていこう
会員制ラウンジで働くなら、必ず確定申告についても知っておきましょう。
確定申告しなければ、翌年の税金の納付額が正しく算出されず、後になって追徴課税を支払わなければいけなかったり、本業の勤め先に副業がバレてしまったりするリスクもあります。
雇用契約を結んでおり法的には確定申告の必要がない場合でも、経費を計上して確定申告すれば還付金が発生する場合もありますよ♪
会員制ラウンジで働くなら、税金やお金の知識を付けてお金に関するトラブルも減らしましょう。
また会員制ラウンジでの仕事は、お店選びも重要です。
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