夜職必見の同伴ルールとは?お店では教えてくれない暗黙の了解と成功のコツを解説


「同伴の基本的なルールやマナーが知りたい!」
「お客さんに喜んでもらえる同伴の進め方は?」
「同伴でトラブルを避ける方法を教えて!」
ナイトワークでは欠かせない同伴ですが、実は「基本的なルールやマナーを知らない」という方は多いのではないでしょうか?
同伴のルールやマナーは暗黙の了解になってしまっているお店も多く、初心者でも教えてもらえないことが少なくありません。
そこで今回は、お店では教えてもらえない同伴の基本ルールとマナーについて解説します!
Contents
同伴のルールやマナーと内容を知っておく重要性
ナイトワークでの接客ではさまざまなルールがありますが、ほとんどが「暗黙の了解」になってしまっており、誰も教えてくれないことが少なくありません。
そのため、これからキャバクラやラウンジで働くなら、同伴のルールやマナーは自分で把握しておくことが大切です。
同伴の基本ルールと仕組み
- 同伴とはお店の営業前に店外でお客様と会うこと
- 同伴後は一緒に来店して指名してもらうことが基本ルール
- 同伴とアフターの違いとは
まずは同伴とはどのような営業方法なのか、基本的な仕組みから解説します!
同伴とはお店の営業前に店外でお客様と会うこと

そもそも同伴って何?
同伴とは、お店の営業前に外でお客さんと待ち合わせしてデートをして、そのままお客さんと一緒に出勤することを指します。
元々は「(お客さんと)同伴出勤」することを指していたことから、略して「同伴」という言葉がナイトワーク業界全体に広まりました。
同伴の内容は飲食店での食事やお酒が多いですが、お客さんとの関係性によってはゴルフやショッピングに出かける場合もあり、決まったルールや制限はありません。
お互いが「行きたい」と思えるデート内容を決めたうえで出かけられるため、お客さんと話し合って同伴の行き先や内容を決めましょう。
同伴後は一緒に来店して指名してもらうことが基本ルール
同伴として店外でデートをしたら、キャストは自分が働いているお店にお客さんを直接連れていって出勤します。
同伴でお店に連れて行ったお客さんは、そのまま客席に通されて同伴したキャストの接客を受けることが、基本的な流れです。
同時に、来店したお客さんは同伴出勤したキャストを本指名することが一般的なため、同伴すれば本指名バックや売上バックでも大幅に稼げるでしょう。
お店によっては同伴すると別途で同伴バックが用意されているお店もあるなど、同伴すればするほどキャストが稼ぎやすいシステムを採用しているお店も多いです。
その点から見ても、同伴はナイトワークにおいて、積極的に挑戦したい営業方法だといえます。
同伴とアフターの違いとは
同伴と合わせて知っておきたい営業方法が「アフター」です。
アフターとは同伴とは逆に、お店の退勤後にお客さんとお店の外に出かけることを指します。
キャバクラやラウンジの閉店後に出かけることとなるため、行き先は深夜営業している飲食店やバーが中心ですが、基本的な内容は変わりません。
ただし、アフターはお客さんを直接お店に連れてくる(来店や売上に直結する)営業ではないため、バックが付かないことがほとんどです。
加えて、アフターはホテルに誘われるなどのリスクもあるため、ナイトワークで働くなら基本的にはアフターよりも同伴を狙いたいところです。
夜職で同伴するメリットとデメリット
同伴は店外でお客様と会うことになり、メリットとデメリットの両方がある営業方法です。
- 同伴するメリット:指名や売上、お店からの評価に直結する
- 同伴するデメリット:営業時間外に接客対応しなければいけない
同伴するメリットとデメリットの両方について、それぞれ解説します!
同伴するメリット:指名や売上、お店からの評価に直結する
同伴のメリット
- お客さんをお店に引っ張れるため指名や売上に直結する
- 売上に貢献できお店や経営陣からの評価が高くなる
- お客さんとの信頼関係を築ける
- 高級店での食事など貴重な体験を楽しめる
同伴すれば、自分を指名してくれるお客さんを直接お店に引っ張れるため、売上を増やせるだけでなくお店からの評価も高まります。
同伴に積極的なキャストはお店から見ても高評価なため、お店での地位を確立するうえで、同伴は非常に役立つでしょう。
また、同伴は店外でお客様と外で会うことになるため、お客さんとの外出を通じて信頼関係を築けるほか、貴重な体験を楽しめる可能性もあります。
信頼関係はリピート率や長期的な売上にもつながるため、ナイトワークでは同伴を通じてお客さんと仲良くなることは非常に大切です。
同伴するデメリット:営業時間外に接客対応しなければいけない
同伴のデメリット
- 営業時間外の接客対応が必要である
- 口説かれたりホテルに誘われる恐れがある
- お客さんが来店前に帰ってしまう恐れがある
同伴するとバックが付く可能性はありますが、基本的に同伴している時間そのものに時給は発生しません。
そのため、同伴時間が長ければ長いほど、収入に対する心身の負担は増えていくでしょう。
そのうえ、同伴は黒服の監視がないため口説かれたり、ホテルに誘われる恐れもあり、上手く対処する能力が問われます。
対処が上手くいかなければお客さんが出勤前に帰ってしまうなど、同伴した意味がなくなってしまう恐れもあるため、お客さんへの対応能力が高く求められてしまう点に注意が必要です。
同伴する際に守るべき基本ルール
ナイトワークで同伴するなら守るべきルールとして、4つが挙げられます。
同伴の基本ルール
- 同伴する際はお店にスケジュールを連絡しておく
- 同伴には絶対に遅刻しないよう時間を厳守する
- 食事マナーや言葉遣いは徹底して守る
- 同伴したら毎回きちんとお礼を伝える
同伴の基本ルールについて、詳しく解説します!
同伴する際はお店にスケジュールを連絡しておく
お客さんと同伴する際は、お店に同伴の予定を必ず連絡しておきましょう。
同伴は来店予約に直結するほか、店外でお客さんと会うリスクを避けるうえでもお店との連携が大切です。
同伴は指名客の来店を見込めるため、お店から見てもメリットの多い営業方法です。
そのため、同伴の場合は出勤時間が多少前後してもペナルティがない場合が多いだけでなく、万が一の際にはサポートしてもらえる可能性もあります。
「同伴中に無理矢理ホテルに連れていかれそうになっている」などのトラブルには、すぐに黒服に対応してもらえる場合もあるため、あらかじめ予定を伝えておきましょう。
同伴による出勤時間や万が一のトラブルに対応してもらうためにも、必ず同伴の予定をお店に伝えたうえで、お客さんと待ち合わせてください。
同伴には絶対に遅刻しないよう時間を厳守する
同伴の待ち合わせには絶対に遅刻しないよう、時間厳守することも大切です。
同伴はお客様と店外でデートをすることになるため、お客様と話し合って店外で待ち合わせすることになります。
このとき、待ち合わせ時間を破ってお客様を外で待たせてしまうことになると、信頼を失ってしまう恐れがあります。
特にナイトワークでは、高級店になればなるほどお客様も仕事で忙しい方が多く、時間を守らない女性はお客様からの印象も損ねてしまうでしょう。
同伴ではお客様の大切な時間とお金を自分のために使ってもらうことになるからこそ、遅刻は厳禁です。
お客様に失礼のないよう自分との時間を過ごしてもらうためにも、最低限のルールとして遅刻はしないよう準備してください。
食事マナーや言葉遣いは徹底して守る
同伴の代表的な行き先として食事が挙げられますが、食事ではマナーや言葉遣いを徹底することが欠かせません。
キャバクラやラウンジでは社会的地位の高い男性が多数来店します。
同時に「社会的地位が高い男性」「年齢層が高い男性」ほど、一般常識の有無やマナーに厳しい方が少なくありません。
そうした男性の前で、マナーや品位を欠いた行動をすると一気に信頼を失う恐れがあります。
ここで求められるのは、夜のお店でのマナーではなく一般的な食事マナーです。
一般的な飲食店や高級店では、お客様と自分の2人きりではなく、ほかのお客様や店舗スタッフの目もあります。
だからこそ、基本的な食事マナーや言葉遣いは徹底して、傍目から見ても「一緒にいて恥ずかしくない女性」として振る舞うことが大切です。
同伴したら毎回きちんとお礼を伝える
同伴した際は、必ずお客様にお礼を伝えましょう。
同伴はお店の売上から見ても、キャスト個人の業績から見てもメリットの多い営業方法です。
同時に、ナイトワークでは一般的な営業方法だからこそ、何度も同伴に出かけていると「同伴に行くことが当たり前」だと考えてしまいがちです。
しかし、同伴では毎回お客様は2人分の料金を支払うなど、大きな出費をしています。
そのため、同伴の際は回数を問わず何度でもお客様に「同伴に行ってくれたこと」に対する感謝を、メッセージや接客中に伝えることが大切です。
同伴でトラブルを避けるためのルールと注意点
同伴に出かける際は、キャストとして自分の身を守るためのルールや注意点を守ることも大切です。
同伴の注意点・ルール
- 待ち合わせも行き先も必ず人目がある場所を選ぶ
- お店のルールやサービス内容を超える対応ははっきり断る
- お金やプレゼントはおねだりしすぎないよう注意する
ナイトワークで同伴に行く注意点とルールについて、詳しく解説します。
待ち合わせも行き先も必ず人目がある場所を選ぶ
同伴では、回数や相手を問わず必ず人目のある場所を選びましょう。
ナイトワークでは、お客様のほとんどがキャストに対して下心を抱いています。
そのため、お店のスタッフや黒服の監視がない同伴は、キャストをホテルに誘う絶好のチャンスと考える方が多いです。
お店の監視がないことを良いことに、お触りの歯止めが効かなくなるお客さんも少なくありません。
特に個室の飲食店ではお店の従業員の目もないため、言動がエスカレートするお客さんの割合が増えていきます。
だからこそ、同伴では必ず公共の目がある飲食店や公道を積極的に選んで、お客さんの言動をコントロールしましょう。
人目がある場所に誘導するためにも、同伴向けのお店を自分でリサーチしておくこともおすすめです!
お店のルールやサービス内容を超える対応ははっきり断る
お客さんにお店のルールやサービスを超える対応を求められた際も、きちんと断りましょう。
お客さんのなかには黒服の目がないことを理由に、お触りや口説きを同伴中に行う方が増える傾向にあります。
お店のサービスを超えた要求例
- キャストへのお触りの黙認
- ホテルへの誘いなどの肉体関係
しかし、同伴であってもお店のサービスを逸脱する行為はルール違反です。
そのため、お店のサービスを超える要求にははっきりと断ることで、「お客さんとキャスト」の関係を崩さないようにしましょう。
お客さんの押しに負けて対応してしまうことは、お客さんの要求がエスカレートしたり、ほかのキャストに「〇〇ちゃんはOKしてくれた」と悪い前例を作る原因にもなりかねません。
要求に負けることにはデメリットしかないため、後のトラブルを避けるためにもお店のサービスの範囲内で同伴でもお客さんに対応しましょう。
お金やプレゼントはおねだりしすぎないよう注意する
同伴では、お金やプレゼントの過度な要求は避けましょう。
お客様とキャストの関係次第では、同伴中の外出でタクシー代をいただいたり、プレゼントを買っていただける可能性もあります。
もちろん「誕生日だから」「記念日(お祝い)だから」と特別な日に、お客様からプレゼントをいただくことは問題にはなりません。
しかし、プレゼントをもらえることを良いことに自分からおねだりすることには注意が必要です。
自分からプレゼントをおねだりするリスク
- 後から関係が悪化した際は返済や返品を要求される
- お客様に「買ってあげた」からと見返りを要求される
- プレゼントでお客様の金銭的余裕を圧迫してお店の売上が減る
プレゼントのおねだりは返済や見返りを求められる原因になるほか、無理なおねだりによりお客様がお店で使えるお金を減らしてしまう恐れもあります。
ナイトワークで働いている以上は、同伴は売上アップを目指すための営業として応じることが重要です。
だからこそ、お客様に負担をかけたりトラブルに発展するリスクを防ぐためにも、自分からのおねだりは避けましょう。
同伴なしの食事は断るべき!食事だけの誘いの断り方と同伴への誘導方法はこちら
まとめ:同伴はルールを守ってお客様やお店と信頼関係を築こう
同伴はナイトワークでは定番の営業方法で、キャバクラやラウンジで働くなら積極的に挑戦することが大切です。
お客様と店外にデートに出かけて、そのまま来店して指名客を確保する手法であり、店外では食事マナーなど基本的なマナーやルールを守ることが大切です。
同時に、お客様にお店のサービスを超える過度な要求をされてもきちんと断るなど、基本的なルールを守ることも大切なため、内容やルールを守って出かけましょう。
同伴の負担を減らすうえで非常に大切なことが、夜のお店のルールをきちんと理解して楽しんでくれるお客様が多いお店を選ぶことです。
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